「りゆうがあります」のヨシタケシンスケである。「りゆうがあります」に比べ、より一人妄想癖の強いお子様の話である。心配性か楽観的なのか理解に苦しむ妄想がしばらく続き、最後にオチがある。オチは5歳児でも理解して面白がる。一方で、オチに至るまでの脳内妄想のブッ飛び具合も楽しむべき部分なのだが、これは5歳児では分からないようだ。したがって、この絵本の真の対象年齢は、少し高く6~8歳程度と考えられる。
一つの解釈として、オチに至るまでの話は子供と一緒に読んでいる大人をクスッとさせる目的だとも考えられる。しかし大人が笑えるレベルかとなると少し微妙で、大人が笑うほどには面白くないのである。さすが世界一笑わない民族、日本人である。私が多分イタリア人だったら、腹をかかえて笑って読んだであろう。
絵的には「りゆうがあります」と同じタッチであり、大人好みするさっぱりした漫画のようである。一方で、この手の絵を子供が好きかは自信がない。少なくとも、うちの子供たちはそうでもないようだ。
対象年齢:5~8
ジャンル:お笑い
プロット:起承転結型
絵の質:あっさりとした漫画系
一つの解釈として、オチに至るまでの話は子供と一緒に読んでいる大人をクスッとさせる目的だとも考えられる。しかし大人が笑えるレベルかとなると少し微妙で、大人が笑うほどには面白くないのである。さすが世界一笑わない民族、日本人である。私が多分イタリア人だったら、腹をかかえて笑って読んだであろう。
絵的には「りゆうがあります」と同じタッチであり、大人好みするさっぱりした漫画のようである。一方で、この手の絵を子供が好きかは自信がない。少なくとも、うちの子供たちはそうでもないようだ。
対象年齢:5~8
ジャンル:お笑い
プロット:起承転結型
絵の質:あっさりとした漫画系
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